Apache Cassandra™上に構築されたサーバーレス・データベース
データベース・リソースをアプリケーション要件やトラフィックに合わせてオンデマンドで増減可能、料金は使用したリソースに応じてお支払いいただく従量制となっています。開発者は、インフラストラクチャ管理を全く気にすることなくCassandraのパワーを活用することができます。
コスト削減
ピーク時や通常のワークロードに合わせたサイジングは不要。お支払いは使用量または契約に基づく従量制となっています。サーバーレスCassandraのパワーをお客様のご予算に合わせてご利用ください。自由自在のスケーリング
トラフィックとアプリケーション要件に基づくオートスケール機能。コンピューティングとストレージが分離されているため、アプリケーションを無限に拡張することも、ゼロにまでスケールダウンすることも可能です。シンプルな運用
既存のインフラストラクチャーの構成を変更することなく、より迅速に本番稼働させることが可能。また、将来のアプリケーションに必要となるストレージやコンピューティングについて心配する必要もなくなります。グローバルスケール
パフォーマンス、可用性、アクセシビリティを損なうことなく、必要な場所にデータを保管。
- 複数のデータセンター、アベイラビリティゾーン(AZ)、マルチ・リージョンにわたってデータを複製します。
- パフォーマンスに影響を与えずに、ペタバイト規模のデータにスケールアップ。
- Astraサービスは耐久性と可用性に優れ、ダウンタイムとサイトリライアビリティ・エンジニアリング(SRE)の必要性を最小限に抑えます。
エンドツーエンドのセキュリティ
Astra DBはセキュリティを徹底的に配慮して構築されています。
- 全てのデータが静止時 (BYOK対応) /実行中にかかわらず暗号化されます。
- ロールベースのアクセスによる高度な認証と認可
- アイデンティティプロバイダ (IdP) とのSAML SSO統合
- クライアント接続では、クライアントからデータベースまでのVPNレベルのセキュリティを確保するために、双方向で証明書の有効性を確認。
- VPCピアリングやプライベートリンクなどのプライベート接続オプション。
- JWT(JSON Web Token)ベースの認証により、Astra DBデータベースへの安全な接続を確保。
オペレーション不要
Cassandraのインストール、運用、スケーリングにかかるオペレーション諸費用を削減。
- フルマネージドのデータベースおよびOSの更新とアップグレード。
- IaaS (Infrastructure-as-a-Service) の障害時には、データベースはKubernetesオペレーターによって適切に処理され、正常に保たれます。
- 修復の手順が不要
- 自動スケーリングにより、手動での設定変更やデータベース・サイジングの推測は不要
Stargate API
Astra DBへのクエリに既知の強力なAPIを使う
- Document APIを使ってスキーマなしの最新のデータ・アプリケーションを構築
- ドライバーを不要とし、簡単なAPIをデータ交換に使用することで。CQL習得の負担を軽減。
- マイクロサービスやAPIファーストのアプローチによるクラウドネイティブ・アーキテクチャの採用を推進。
ロックインなし
- AWS、GCP、Azure上で稼働し、オープンソースであるCassandraとの互換性を維持。
- 各国の規制に準拠したデータ主権を保持。
ロックインなし
- Serverless Autoscaling
- Command Line Interface
容易なマイグレーション
既存のCassandraアプリケーションをAstra DBに移行することをお考えですか?私たちが、お客様のニーズに合わせたサイジングとTCO分析をいたします。
お客様の準備ができ次第、当社のLive Migration ProxyであるCloud Gateを使用して、お客様のアプリケーションのAstra DBへのライブ・マイグレーションを行います。
リレーショナル・インデックス
Storage Attached Indexing (SAI) により、これまでApache Cassandraでは不可能だった新しいレベルのインデックス機能が提供され、Cassandraのための高いスケーラビリティを備えたグローバル分散型インデックスをAstra DB上で利用できるようになりました。
正規化を忘れ、作りたい形式のテーブルをお作りください。そのテーブルだけにデータを書き込み、好きなようにクエリをかけることができます。プライマリー・キーによるクエリの制限はなくなりました。
一度テーブルを作成した後は、"CREATE CUSTOM INDEX ... USING 'StorageAttachedIndex' DDL"コマンドを使用するだけで、テーブルに1つまたは複数のSAIインデックスを定義することができます。
一度インデックスを作成した後は、テーブルにクエリを実行し、SAIインデックスを付けた列を指定するだけです。